店舗への集客方法を考えられている方や、販促を担当されている方で、
などの悩みを持つ方も多いかと思います。
今の世の中の現状、なかなか集客が厳しかったり、集客しすぎるのもよくないような雰囲気になってしまっていますよね。
僕も仕事でセールスプロモーションの仕事をしており、集客イベントなどを考えていますが、今までやってきたイベントとはまったく違った方向性で考えないといけないため、苦労しました。
考えた案を今回の記事でまとめましたので、参考にしていただければ幸いです。
この記事でまとめたアイデアの概要
土日や祝日は自然と集客が増える傾向にあります。 そこで今回は、「平日」にフォーカスし、「非接触を意識した平日の集客イベント」を考えてみました。
- 来店者数が落ち込む「平日」向けのイベント
- 接触する資材をできるだけ使い回さないイベント
- 簡単オペレーションで、実施当日に手間があまりかからないイベント
- 季節に寄り過ぎない「毎月恒例」のような形で実施できるイベント
アナログな方法からデジタルな方法まで、いろいろな案を出してみました。
基本はスーパーでの集客イベントで考えておりますが、違うチャネルで使える方法や考え方もあると思いますので、参考にしていただければありがたいです。
【アイデア①】平日限定実施!スマホでできる店内スタンプラリー
通常のスタンプラリーであれば、まずスタンプ台紙を配布し、スタンプを各箇所に用意して、お客さんに押印していってもらう流れになります。 しかし、押印する際にスタンプを使いまわすことになってしまうため、そういった資材を使い回すことは、できるだけ避けたいところです。 そこで、スマホで非接触で手軽に実施できる、モバイル版のスタンプラリーを利用します。
- 平日限定でスタンプラリー用QRコードを数箇所設置します。
- スタンプラリーを実施。
-
スタンプを全て揃えた方に特典や景品をプレゼントします。
「RALLY」という、スタンプラリーを手軽に作れるサービスを使って運用できます。 簡単にモバイルでのスタンプラリーを作れるサービス「Rally」 なんと、無料で作れてしまうプランもあります。制限はありますが、小規模なイベント用であれば問題無いかと思います。 スタンプラリーは、平日に店内を回遊いただくことができ、「買い物点数アップ→売上アップ」に繋がる施策です。それを、手軽に非接触で実施することができます。
【アイデア②】子ども用の簡易フェイスシールドキットを平日配布!
お子さまのいる家庭向けのアイデアです。 子ども用の簡易型フェイスシールドのキットを配布し、作ってきてもらって、来店していただきます。
- 平日限定で、簡易的なフェイスシールドキットを配布。
- 家で、簡易フェイスシールドを工作してもらいます。
- 作ったフェイスシールドをつけての平日の来店で、景品をプレゼント!
「フェイスシールドキット」は、「塗り絵台紙(枠部分) とプラ板をセット」する想定です。 注意点としては、あくまで簡易的なものですので、完全に飛沫防止はできないかと思います。「楽しみながら、対策意識を高めてもらう」ような集客施策として考えていただければと思います。 今の世の中の必須アイテム「フェイスシールド」で塗り絵や工作を楽しんでいただけます。さらに感染予防対策もしながら、来店も促すことのできる企画です。
【アイデア③】平日のみ実施。ARフォトフレームイベント!
AR(拡張現実)を使った、限定のオリジナルフォトフレームで楽しんでいただく企画です。
- 平日限定でARマーカーを掲載した台紙を店内に設置。
- ARを読み込むアプリを開き、かざすと限定のフォトフレームが出現。
- フォトフレームを使って写真を撮ってもらいます。
- 後日、平日に来店していただき、写真提示で景品をプレゼントします。
ARを活用し、マーカーをかざすとスマホ画面上にフォトフレームが現れて、そのフレームを使って写真撮影ができるようなサービスを利用し、運用できます。 そういったサービスをやっているところとしては、ココアル(COCOAR)などが有名かと思います。 ココアルのフォトフレーム活用事例 もちろん、スマホを使ったイベントのため、非接触での実施が可能です。 このイベント限定のフォトフレームにすることで、特別感や希少性を感じていただけるイベントです。
【アイデア④】平日限定!スマホでできる非接触くじ抽選会!
スマホでできるデジタルくじ引き「デジくじ」 くじの種類も、
- 通常のくじ
- 画面上でスクラッチを削るくじ
- ガチャガチャで回して引くくじ
- おみくじ方式のくじ
など、いろいろな種類のくじを設定することができます。 スマホ内でくじ引きができるので、非接触で手軽に抽選会の実施ができます。 等数や当たりなどの結果がその場で分かるので、盛り上がりやすいイベントです。さらに、抽選形式のため、来店者にもれなく配布するような配布方式よりも、高めの価格帯の景品を設定でき、お客さんの目をさらに引くこともできます。 (詳しくは、以下の景表法の記事をご覧ください) 「プレミアム」を使った販促手法や、景表法について解説
【アイデア⑤】平日限定!「ついやりたくなるもの」を店頭配布!
「ついやりたくなるもの」を配布し、楽しんでいただく企画です。 「ついやりたくなるもの」というのは、例えば、
など、家で楽しんでいただけるものを想定しています。
- 「ついやりたくなること」を平日限定で配布。
- 家で楽しんでいただきます。
- 後日、平日に持ってきていただいた方に景品をプレゼントします。
「ついしてしまうようなもの」を配布することで、イエナカ時間を楽しんでいただけます。さらに店頭で景品ももらえる、楽しくてうれしいイベントです。
【アイデア⑥】宝くじ企画!
- 1枚ごとに異なるナンバーが記載された「宝くじ券」を平日に配布。
- 後日の平日に、当たりのナンバーを貼り出します。
- 一致するナンバーがある方に景品をプレゼントします。
当たっているか、ドキドキワクワクを手軽に感じていただけます。オペレーションも簡単で分かりやすく、盛り上がるイベントです。
【アイデア⑦】似顔絵や塗り絵の展示企画
「似顔絵」や「塗り絵」を楽しんでいただき、後日貼りだす企画です。
- 平日に、似顔絵や塗り絵を配布します。
- 家で楽しんでいただきます。
- 後日、平日にお持ちいただいた方に景品をプレゼント。
- さらに、似顔絵や塗り絵を展示会場に貼り出します。
(もし集客を考えない場合は、店舗への貼り出しでなく、ホームページ上にアップするのもいいかもしれません) イエナカ時間を楽しんでいただけ、自分の作品を展示される喜びを感じることができます。さらに景品ももらえる、うれしさ倍増のイベントです。
【アイデア⑧】平日のみの指定日付で、ビンゴ企画!
結婚式の2次会などで行われる、「ビンゴ」。 3×3や5×5のマスの中に、それぞれ数字が記載されており、選ばれた数字をチェックしていき、その数字で列をそろえていくゲームです。 このビンゴ方式を利用したイベントの案です。
- 3×3マス内に「平日の日付」を載せたビンゴカードを来店者に配布。
-
実際に来店した日のマスに、サービスカウンターで押印します。
- ビンゴが揃った列に応じて、特典や景品をプレゼントします。
つい、ビンゴの列は揃えたくなるかと思います。そんな意欲をかきたてて、平日に複数回の来店を促すことのできるイベントです。
以上、「非接触を意識した平日の集客イベント」を8種類、アイデアを出してみました。 あわせて、イベント会場では、非接触体温計を使って検温するなどもあわせて実施するといいかと思います。 なかなか集客の厳しい世の中の状況ですが、対策を施しながらイベントを行っていく上で、少しでも参考になれば幸いです。 ご覧いただき、ありがとうございました。