はじめに
僕が勤めている会社で、メインでやっている仕事の一部です。
「販促手法」とその種類。そのうちの1種「サンプリング」について
「プレミアム」とは
定義
もらうことのできる景品や特典のことを言います。
即効性があり、たくさんの場面で使われています。
目的やパターン
プレミアムの目的としては、
「新規客の購入を促進する」、「継続購入を促進する」、
「プランドスイッチを促進する」、「ブランド認知の促進」などがあります。
②「抽選によってもらえるもの」に大きく分けることができます。
最寄り品などに添付する「オンパック」、封入する「インパック」、
購入精算時にレジなどでもらえる「オフパック」などがあります。
プレミアムの種類のまとめ
総付景品
応募者全員にプレゼント
送付することで、もれなくもらえるパターン
くじ
スクラッチカードやスピードくじを引いてもらい、
その場であたりが分かるパターン
クローズド懸賞
商品に添付された応募シール等を送って応募してもらい、
抽選で景品があたるパターン
オープン懸賞
商品の購入の有無に関わらず、応募することが可能で、
抽選で景品などがあたるパターン
その他
菓子類などの容器やパッケージ等が、そのまま景品的な役割を果たすパターン
以上、プレミアムの種類について記載いたしました。
景品表示法によるプレミアムの上限規制
あることをお伝えいたしました。
総付景品
・取引価格が1,000円未満の場合、景品の1点あたりに使える最高額が200円。
・取引価格が10,00円以上の場合、景品の1点あたりに使える最高額は取引価格の20%。
・景品総額の上限はありません。
クローズド懸賞
取引価格の20倍まで。
・景品総額の上限は、売上げ予想額の2%まで。
オープン懸賞
価格に対する用語について
取引価格(取引価額)
応募できないような場合、取引価格は200×5で1,000円となります。
景品の価格について
定価で販売されているものもあります。
どのラインで見ればいいのでしょうか。
景品類の価額は、景品類と同じものが市販されている場合は、景品類の提供を受ける者が、それを通常購入するときの価格によることとされています。
景品類と同じものが市販されていない場合は、景品類を提供する者がそれを入手した価格、類似品の市場価格などを勘案して、景品類の提供を受ける者が、それを通常購入することとしたときの価格を算定し、その価格によることとされています。
売価の平均値などを見ることができるため、そういった値を参考にすると良いと思います。
取引価格は、税込みで見るのか、税別で見るのか
景品類の価額は、景品類の提供を受ける者が、それを通常購入するときの価格により算定するとされていることから、景品類の価額は消費税を含んだ金額となります。
(消費者庁のQ&Aより引用)
ということで、税込みとして計算、景品の上限金額を考える必要があります。
景品の最低価格に例外がある場合もある
カーディーラーや住宅展示場など、高額商品を取り扱っている場所では、
配布できる景品の最低価格を高く設定していい場合もあります。
終わりに
プレミアムについて、定義や目的、種類などを書いていきました。
このプレミアム、本当にいろいろな販促に使われています。
また、景表法(景品表示法)についても記載いたしました。
プレミアムは、この法律によって制限が設けられています。
法律なので、必ず守らないといけません。
ところで、プレミアムの記事を書いて思い出したのですが、
「プレミアムフライデー」というのがありましたね。
この記事を書いているのは金曜日。
ですが、もうほとんど聞くことも無くなりました。
ということで、今回もご覧いただき、ありがとうございました。