ノベルティ三昧

ノベルティグッズやキャンペーン景品などをまとめたブログです。

【手軽】眠気解消!花粉症対策! 5億本売れた「ノーズミント」

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秋は「眠気」が増す季節

8月が終わり、今日から9月が始まりました。

夕方、少しずつ暗くなる時間も早くなってきて、
夏の終わりを少しずつ感じることにでいる時期です。

(まだまだ暑い日は続きますが)

さて、これからの秋、だんだん快適な気候になり、
いつも以上に眠気が増してくる方も多いのではないでしょうか。

秋の夜長で、ついつい夜更かししてしまい、
次の日に寝不足になってしまったりもします。
 
在宅勤務での仕事中や、 お昼ごはんを食べた後の勉強中、車の運転中など、 集中しないといけないときにしばしば襲ってくる「睡魔」。

眠気のせいで大事なときに頑張れなかったりしますし、
とくに車の運転中の眠気は、事故に繋がる場合もあります。

実際、あるアンケートによると、
車の運転中に眠気による危険を感じたことがあると
回答した人は、全体の80%以上だったという調査結果もありました。

そんな、命に関わることもある「眠気」。その眠気を吹き飛ばす
今大注目のアイテムがありますので、ご紹介いたします。

それが、「ノーズミント」(NOSEMINT)という商品です。


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ノーズミントについて

「ノーズミント」は、キャップを開けてにおいを嗅ぐと、
衝撃的なミントの香りがすることから、鼻から脳を刺激し、
気分もリフレッシュできるというアイテムです!

キャップを開け、においを嗅ぐだけなので、
かなり手軽に気分転換をすることができます。

また、においを嗅ぐだけでなく、
中の液体を垂らすこともできるため、
マスクにつけることもでき、マスクを顔につけている間は
ずっと香りを楽しむこともできます。
 
そんな2WAYの使い方のできる、かなり便利なアイテムです。

ポケットにも入るサイズなので、持ち運びも便利。

この画期的なアイテムは、「素数」というメーカーが出しています。
 
原産国はタイだそうです。
 
また、今回は眠気覚ましとして紹介していますが、 スーッとする効果が、花粉症の対策としても良いそうです。

ノーズミントの話題性

眠気覚ましアイテムといえば、
やはりガムやコーヒーがパッと思い浮かぶと思いますが、
今、「香りで眠気を覚ますアイテム」が話題になっています。

このノーズミント、
女性ファッション雑誌や、車関連雑誌、雑貨雑誌などにも
しばしば取り上げられています。

さらに、SNSでも話題沸騰し、あのヒカキンさんも動画で紹介するなどしています。 メンタリストのDaiGoさんがオススメしたりもしていたそうです。

そんなこともあり、 なんと世界各国での累計販売数が5億本を突破したそう。

かなり爆発的に売れているようです。
 
口コミも見てみましたが、評判のいいコメントが多く見られました。 すっきり感がクセになり、はまる人もいるようです。

ノーズミントを使うことのメリット

やはり、「手軽に眠気を覚ますことができる」 というのが最大のメリットです。

眠気覚ましにガムを噛む場合、
今は手の消毒をするなどして口に入れた方がいいと思いますが、
このノーズミントは、キャップを取って鼻に近づけるだけなので
衛生面も心配いりません。

上でもお伝えした通り、マスクに液体を数滴垂らせば、
わざわざ毎回キャップを開けたりせずにスッキリする香りを
しばらく残しておくことができます。

また、会議中などは、ガムを噛みながら参加すると、
悪い印象を与えてしまうこともあるかと思います。 ノーズミントはそんな心配もいりません。

「会議に集中したいとき」、「運転中で休めないとき」、
「眠いけど遊びたいとき」、「寝てるけど眠いとき」、など、
とにかく手軽に眠気を覚ませるため、いろいろなシーンで
大活躍すること間違いなしのアイテムです。

眠気覚ましに1本常備しておけば安心です。

(眠気が完全に取れる効果があるわけではないと思いますので、
 強い眠気のあるときなどは、休んだりするなどした方がいいかと思います)

まとめ

今回は手軽に眠気覚ましができる
「ノーズミント」をご紹介しました。

眠気がさらに増してくる秋、このアイテムを使って
眠気をコントロールし、
秋をより快適に過ごしてみてはいかがでしょうか。

今回の記事は以上です。
ご覧いただき、ありがとうございました。
 


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「プレミアム」を使った販促手法や、「景表法」について解説

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はじめに

今回は、「プレミアム」を使った販促手法について、記載いたします。
 
このプレミアムに関しては、
僕が勤めている会社で、メインでやっている仕事の一部です。
 
(「販促手法」の種類については、以下をご覧ください)
「販促手法」とその種類。そのうちの1種「サンプリング」について

「プレミアム」とは

定義
「プレミアム」とは、商品に添付されたり、懸賞に応募するなどして、
もらうことのできる景品や特典のことを言います。
 
消費者の購入したい意欲を高める「プレミアム」による販促手法は、
即効性があり、たくさんの場面で使われています。
目的やパターン

プレミアムの目的としては、
「新規客の購入を促進する」、「継続購入を促進する」、
「プランドスイッチを促進する」、「ブランド認知の促進」などがあります。

 
①「商品を購入すると必ずもらえるもの」と、
②「抽選によってもらえるもの」に大きく分けることができます。
①②それぞれ数パターンのバリエーションがありますので、
目的を明らかにして、最も適した方法を選ぶのが理想です。
 
①「購入すると必ずもらえるもの」は、飲料やお菓子、ヘアケア商品など、
最寄り品などに添付する「オンパック」、封入する「インパック」、
購入精算時にレジなどでもらえる「オフパック」などがあります。
その他、「商品に添付された点数を規定のポイント以上集めてもらう方法」や、
「商品バッケージの指定した箇所を送ってもらう方法」などもあります。
 
②「抽選によってもらえるもの」は、
・購入した商品につけてある応募シールや
 パッケージの指定した箇所を切り取って送ってもらう「クローズド懸賞」、
・購入に関わらず応募することが可能な「オープン懸賞」、
・スピードくじやスクラッチカードでその場でアタリやハズレがわかる「くじ」
などがあります。
 
なお、プレミアムに関しては、景表法(景品表示法)による制約があることに
注意が必要です。この法律によって、景品単価の上限などが設定されています。

プレミアムの種類のまとめ

総付景品
景品や特典を商品に添付するパターン
・オンパック → パッケージに添付する
・インパック → パッケージ内に封入する
・オフパック → 購入とともに店から手渡しする
応募者全員にプレゼント
商品を購入した後に、応募シールやパッケージの一部を
送付することで、もれなくもらえるパターン
くじ

クラッチカードやスピードくじを引いてもらい、
その場であたりが分かるパターン

クローズド懸賞

商品に添付された応募シール等を送って応募してもらい、
抽選で景品があたるパターン

オープン懸賞

商品の購入の有無に関わらず、応募することが可能で、
抽選で景品などがあたるパターン

その他

菓子類などの容器やパッケージ等が、そのまま景品的な役割を果たすパターン

以上、プレミアムの種類について記載いたしました。

景品表示法によるプレミアムの上限規制

上で、景表法(景品表示法)により、プレミアムに上限の規制が
あることをお伝えいたしました。
その概要を以下に記載いたします。
(2020年8月現在)
総付景品

・取引価格が1,000円未満の場合、景品の1点あたりに使える最高額が200円。
・取引価格が10,00円以上の場合、景品の1点あたりに使える最高額は取引価格の20%。
・景品総額の上限はありません。

クローズド懸賞
・取引価格が5,000円未満の場合、景品の1点あたりに使える最高額が
 取引価格の20倍まで。
・取引価格が5,000円以上の場合、景品の1点あたりに使える最高額10万円まで。
・景品総額の上限は、売上げ予想額の2%まで。
オープン懸賞
景品の1点あたりに使える最高額や、景品総額の上限はありません。
 

 

価格に対する用語について

取引価格(取引価額)
総付景品やクローズド懸賞のところに書いている、
「取引価格」(取引価額ともいいます)というのは、
懸賞に応募するために必要な価格のことです。
例えば、200円の商品に付けてある応募シールを5枚集めなければ
応募できないような場合、取引価格は200×5で1,000円となります。
 
 
景品の価格について
景品の価格について、セールで売られているものもあれば、
定価で販売されているものもあります。
どのラインで見ればいいのでしょうか。
 

景品類の価額は、景品類と同じものが市販されている場合は、景品類の提供を受ける者が、それを通常購入するときの価格によることとされています。

景品類と同じものが市販されていない場合は、景品類を提供する者がそれを入手した価格、類似品の市場価格などを勘案して、景品類の提供を受ける者が、それを通常購入することとしたときの価格を算定し、その価格によることとされています。

消費者庁のQ&Aより引用)
 
つまり、セール時の価格などでなく、一般的な市場で売られている価格で見る必要があります。
なかなか調べるのは難しいのですが、価格.comなどでいくつかの店舗で設定されている
売価の平均値などを見ることができるため、そういった値を参考にすると良いと思います。
 
取引価格は、税込みで見るのか、税別で見るのか
 
景品類の価額は、景品類の提供を受ける者が、それを通常購入するときの価格により算定するとされていることから、景品類の価額は消費税を含んだ金額となります。

消費者庁のQ&Aより引用)

ということで、税込みとして計算、景品の上限金額を考える必要があります。

景品の最低価格に例外がある場合もある

カーディーラーや住宅展示場など、高額商品を取り扱っている場所では、
配布できる景品の最低価格を高く設定していい場合もあります。

終わりに

プレミアムについて、定義や目的、種類などを書いていきました。
このプレミアム、本当にいろいろな販促に使われています。

また、景表法(景品表示法)についても記載いたしました。
プレミアムは、この法律によって制限が設けられています。
法律なので、必ず守らないといけません。

ところで、プレミアムの記事を書いて思い出したのですが、
プレミアムフライデー」というのがありましたね。
この記事を書いているのは金曜日。
ですが、もうほとんど聞くことも無くなりました。

ということで、今回もご覧いただき、ありがとうございました。

販促手法「増量パック」「消費者コンテスト」について

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はじめに

今回の前半では、販促手法のひとつである、 「増量パック」についてご説明いたします。 また、後半では、「消費者コンテスト」の 販促手法についてご説明いたします。 両方の販促手法とも、 消費者プロモーション (メーカー → 消費者) に分類されます。 「販促手法」の種類については、以下をご覧ください。

「販促手法」とその種類。そのうちの1種「サンプリング」について - ノベルティ三昧

「増量パック」について

「増量パック」とは、通常のパッケージのものよりも容量を増やし、 割安感を訴求する販促手法です。 「ボーナス・パック」と呼ばれたりもします。 価格はそのままで容量を増やすパターンと 容量を増やす分よりも価格を抑えて展開するパターンがあります。 ポテトチップスやサッポロポテト、キットカットばかうけ、亀田の柿の種、ぱりんこなど、いろいろなお菓子や、 午後の紅茶アクエリアス、お~いお茶などの清涼飲料、 冷凍食品、洗剤、電池、おむつなど、いろいろな商品で実施されています。 「増量パック」でまず考えないといけないポイントとして、 容量を増やしていることがすぐに分かるような パッケージのデザインにしないといけません。 通常、パッケージを大きくしたとしても、 それだけでは気づかれることはないからです。 そのため、「増量パック」や「20%増量」などの表示をする必要があります。

「増量パック」を利用する目的

この手法は、既存の顧客に対して、続けて購入してもらうためや、 他社の競合品にブランドスイッチされることを阻止する目的で 行うことが多いですが、試しに購入してもらうことを促進したり、 逆に、他社からブランドスイッチをしてもらう目的でも利用される場合があります。 また、特定のブランドを決めていないような消費者を 誘い込む場合にも有効とされています。 ただし、適さない消費者もいることに注意が必要です。 たとえば、食品では、もともとの少ない容量のもので 満足されている消費者の場合は、増量したからといっても 関心をまったく持ってもらえないということになります。 すべての消費者に適した手法とは言いがたいため、 やはり、ターゲットを明確に考慮して展開する必要があります。

「増量パック」のまとめ

増量パックは、容量を増やすことで割安感を訴求する販促手法。 メインの目的は、 ●継続購入を促進するため。 ●他社へのブランドスイッチを阻止するため。 お菓子や、清涼飲料、衣料用洗剤などでよく用いられます。 増量していることが分かる表示をしないといけないため、 特別なパッケージにすることが必要です。 以上が、前半の「増量パック」の販促手法です。

「消費者コンテスト」について

ここからは、「消費者コンテスト」について説明していきます。 「消費者コンテスト」は、以下の2種類に分類することができます。  ①顧客へのサービス的な要素が強いもの  ②キャンペーンのイベント的な要素が強いもの ①の例としましては、「写真コンテスト」などが挙げられます。 指定商品の写真を撮って応募してもらうようなものです。 ブランドへの愛着を高めてもらって、 ロイヤルティの向上を図り、実施されるものです。 この場合のターゲットは既存の顧客がメインとなりますので、 募集の方法は、雑誌や新聞など、費用をおさえる パブリシティで行われることが多い傾向があります。 ②の例としましては、 「○○に当てはまる文字は?」というようなクイズ形式のものや、 使い方のバリエーションを広げるためのアイデアコンテスト、 料理コンテスト、愛称募集コンテスト、キャッチフレーズ募集、 などが挙げられます。 新商品のブランドの認知を向上させるのがメインとなります。 この場合、幅広いターゲット向けに実施する傾向となり、 キャンペーンのイベント性も必要になってくるため、 マス広告と連動するような形式で行うことで、もっとも効果が高まります。 もしも対象を絞り込むような場合は、パブリシティだけでも行われたりもします。

「消費者コンテスト」のポイント

「消費者コンテスト」で考慮しないといけないポイントとして、 多くの応募や参加をしてもらうことはもちろんですが、 販促の目的に合わせた応募者の質も重要となります。 想定しているターゲットに向けて実施することにより、 新規で購入してもらったり、続けて購入してもらったりする場合の 促進につなげられるかどうか、という考えが大事になります。 また、テレビや新聞などでニュースに取り上げられるなどした場合は、 さらに効果アップに期待ができます。 「消費者コンテスト」は、 想定しているターゲットの応募をいかに促進するかが 大事なポイントとなります。

「消費者コンテスト」のまとめ

実施のポイントとしては、「何を目的として実施するのか」が大事です。

■「新商品のブランドの認知」が目的の場合

・新商品についてのクイズ ・愛称の募集 ・キャッチフレーズの募集 など

■「商品特徴の徹底」が目的の場合

・「私はこんな使い方をしている」等のアイデア募集 ・面白い使い方の募集 など

■「企業のイメージの向上」が目的の場合

・写真コンテスト ・料理コンテスト ・その企業に合ったテーマでのコンテスト など

■「セールスカの刺激の活性化」が目的の場合

・陳列コンテスト ・セールスコンテスト など そういった中で、応募者や参加者の 「量」 と 「質」 を獲得していくことが重要となります。

 


 

以上、今回は、「増量パック」と「消費者コンテスト」の 販促手法を説明させていただきました。 ご覧いただき、ありがとうございました。

販促手法「キャッシュバック」と「バンドル」について

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はじめに

今回の前半では、販促手法のひとつである、「キャッシュバック」についてご説明いたします。

また、後半では、こちらも販促手法のひとつである、「バンドル」について説明していきたいと思います。

 

「販促手法」の種類については、以下をご覧ください。
「販促手法」とその種類。そのうちの1種「サンプリング」について

 

キャッシュバックとは

「キャッシュバック」は、消費者プロモーション(メーカー → 消費者)のひとつで、「商品購入後に一定の金額を返金する販促手法」とされています。

 

キャッシュバックは、商品を購入した時に、その場である一定の金額を返金したり、商品の購入を証明するものをメーカーに送ることで、商品代金の一部が返還されるというものです。

 

つまり、消費者に対して、「お金が戻ってくるお得感」を刺激する販促手法です。

 

「その場である一定の金額を返金する」というのは、「10,000円以上の商品を購入する方に、1,000円をその場で返金する」のようなイメージです。
また、「商品の購入証明をメーカーに送る」ことに関しては、商品にあらかじめ添付しておく「応募シール」や、「商品パッケージのバーコード」などで商品の購入証明とします。

バーコード

 

主に、試し買いの促進に活用される「クーポニング」との大きな違いは、値引きではないことと、小売業者の協力をもらわずに実施できることです。

 

クーポンは、配布や回収に小売業者の協力をもらわなければならず、確実に全ての小売業で実施することがかなり難しいです。

また、割引きする場合は、値崩れする恐れが生じます。

 

クーポニングについての記事はこちらをご覧ください。

販促手法「デモンストレーション」と「クーポニング」について

 

その点、キャッシュバックであれば、希望する小売価格を保ったまま、メーカーの方で完結した形で実施できるメリットがあります。

 

キャッシュバックで必要なことは、特価での販売との認識をもたれないように配慮しないといけません。

 

また、消費者がわざわざ購入証明を送るめんどくささがありますので、低価格の商品では、その訴求力は弱まってしまいます。

 

そのため、1,000円単位のキャッシュバックが可能な商品、たとえば家電やパソコン関連商品など、比較的高額の商品がベストと考えられます。

パソコン周り

「キャッシュバック」のまとめ

キャッシュバックとは「商品購入後に一定の金額が戻ってくる販促方法」で、「試し買いの促進」に繋げることもできます。

 

  • パターン① その場で現金が戻ってくる場合
  • パターン② 購入証明をメーカーに送る場合 

パターン①は、消費者へのインパクトは高いですが、ただの値引きと間違われやすいことがあります。

パターン②は、インパクトは高いですが、メーカーなどへの購入証明の送付が手間になります。

 


以上、前半では「キャッシュバック」手法について、ご説明いたしました。

 

以下後半では、販促手法のひとつ「バンドル」について説明していきます。

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バンドルとは

「バンドル」は、消費者プロモーション(メーカー → 消費者)のひとつで、商品をいくつかまとめてパッケージングして、特別な価格としての「割安感」を訴求する販促手法とされています。

 

バンドルとは、商品を複数個まとめてパッケージングして、単品ひとつひとつで買う場合よりも、一個あたりの単価が割安になる販促手法のことです。

 

ティッシュペーパー、トイレットペーパー、乾電池、石けん、写真フィルム、ノート、CD、DVD、ブルーレイディスクなど、古くから最寄り品で行われることが多いです。

CD、ディスク

消費者の方に「まとめ買い」をしてもらうために最も適した方法といえ、継続して購入いただくのにも効果的な方法です。

 

バンドルが定番化されていない商品カテゴリー群で、通常バンドルを行っていないような商品を「ある特定の期間だけ展開する」というような場合には、有効になる可能性が高いです。

 

この際には、特別に実施していることをパッケージに表示すると、よりメリットを感じていただけて、効果もあがりやすいといえます。

 

バンドルのデメリット

バンドルのデメリットを挙げていきます。

 

まず、もうすでに競合品同士でバンドルが定番となっている場合は、新規の購入やブランドスイッチを図るにはかなり難しくなります。

 

また、バンドル品の価格を基準に売価を受け止められた場合は、単品で販売している商品の価格に割高感を感じられてしまうこともあり、バンドルを実施するにあたってはそういったところに注意が必要になります。

 

バンドルのまとめ

バンドルとは、1個あたりの単価が安くなるようにいくつかを同一パッケージした販促手法です。

 

同ジャンルでバンドル商品が定番化してしまっている場合は、単なる価格競争化になる恐れもありますので、注意が必要になってきます。

 

この記事のまとめ

以上、今回は「キャッシュバック」手法と「バンドル」手法についてご説明いたしました。

 

販促手法をいろいろ紹介しておりますが、まだまだあります。ひとつひとつ詳細を説明していきたいと思いますので、ご覧いただければ幸いです。

 

今回もご覧いただき、ありがとうございました。

販促手法「デモンストレーション」と「クーポニング」について

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はじめに

今回の前半では、販促手法のひとつである、「デモンストレーション」についてご説明いたします。

お知らせ

 

また後半では、販促手法のひとつである、「クーポニング」についてご説明いたします。

 

クーポン

 

「販促手法」の種類については、以下をご覧ください。
「販促手法」とその種類。そのうちの1種「サンプリング」について

 

「デモンストレーション」とは

デモンストレーションは、消費者プロモーション(メーカー → 消費者)のひとつで、

  • ”嗜好性の高いもの”
  • ”商品特徴がはっきりしている商品”

のトライアル促進に有効とされています。

 

カップ、コーヒー、紙コップ

 

「デモンストレーション」とは、売店のイベントなどを行うスペースや、エンド棚の周りなどで行う「実演販売」のことです。

 

見込みのある客に対して、商品の機能・味覚・使用感などをその場で理解してもらうことで、購入につなげていく販促手法です。

 

イベントとしての要素が強く、専用の什器やPOPなどのツールを用いながら展開するため、規模のわりには費用がかかる場合が多いのですが、即効性には十分すぐれています。

 

例えば化粧品など、単に陳列しておくだけでは、使用価値やユーザーにとっての利益を理解させにくい商品や、使い方をレクチャーしないとわからない家電・パソコンなどの商品にとっては非常に効果的な手法といえます。

 

化粧、メイク、口紅

 

また、モデルルーム式の商品ディスプレイも広い意味でのデモンストレーション販売といえます。

 

家具、リビング、部屋

 

例えば、家具やインテリアなど、商品が実際の生活の場でどのように利用され機能しているかを具体的に提示して販売することなどです。

 

この延長で見れば、マンションのモデルルームも同じくデモンストレーション販売といえます。

パソコンでのデモンストレーション

デモンストレーションは、パソコン上でも積極的に活用されています。

 

たとえば、化粧品でのカラーマッチングやメガネの着用シミュレーションなどです。化粧品やメガネの使用感をイメージしてもらい、購入につなげていきます。

 

カラーマッチング、ステンシル

 

デモンストレーションについてのまとめ

「デモンストレーション」は、

  1. ただ陳列するだけでは使用価値がわかりづらい商品
  2. 実際の使用シーンをシミュレーションし、具体的なイメージを感じ取ってもらう商品

に有効です。

 

Aは、食品・飲料・嗜好品・化粧品・洗剤などで、

Bは、家具・メガネなどの耐久財などです。

 

デモンストレーションは、提案営業に近いイメージがあります。

 


以上、前半では、消費者プロモーションのひとつの「デモンストレーション」手法についてご説明いたしました。

 

以下の後半より、販促手法「クーポニング」について説明していきます。

 

「クーポニング」とは

「クーポニング」は、消費者プロモーション(メーカー → 消費者)のひとつで、

  • トライアル購入
  • 継続購入
  • ブランド認知

などに効果的な販促手法とされています。

 

「クーポニング」とは、商品やサービスの割引、プレゼントや無料体験などを受けられる特典チケットなど、「クーポン券」を使った販促手法のことをいいます。

 

クーポン、券、チケット

 

「試し買い」を促すのに効果が高いとされていますが、

  • 「新規購入客の継続購入の促進」
  • 「ブランド認知の促進」

を目的に実施する場合にも効果があります。

 

クーポンの使える店舗を指定することにより、集客を促す小売店のフォローとして行う場合もあります。

 

矢印、内部

 

クーポン券の発券方法

クーポン券の消費者への発券方法は、

  • 雑誌広告や新聞広告に刷り込む。
  • フリーペーパーやチラシに刷り込む。
  • 店舗の陳列棚に設置する。
  • クーポン付きのリーフレットをレジカウンターに設置する。
  • レジカウンターでレシートと一緒に発券する。
  • ホームページに掲載する。
など、さまざまな方法があります。
 
雑誌
 

売店などでクーポンを使う場合

クーポンを使う場所が小売店などの場合、小売店に協力をしてもらえるよう、実施するにあたってのお互いのメリットを確認しないといけません。

 

クーポニングの実施目的・主な形態

「クーポニング」の実施目的としては、以下のようなことが挙げられます。

 

<実施目的>

  • 新製品や新サービスをトライアル促進する。
  • 継続購入を促進する。
  • ブランド認知の向上をはかる。
  • 売店の支援をする。

また、実施形態としては、以下のような形態が挙げられます。

 

<実施形態>

  • 新聞広告や雑誌広告。
  • クーポンブック。
  • レジでの発券。
  • レシート裏に印字。
  • ホームページに掲載。

その他、

  • 商品に添付するオンパッククーポン
  • 封入するインパッククーポン
  • 陳列棚に設置するPOP型クーポン

など、バリエーションは多数あります。

 

「クーポニング」についてのまとめ

「クーポニング」は、以上のような内容から、

  • トライアル購入
  • 継続購入
  • ブランド認知

などに効果的な販促手法といえます。

 

いろいろなシーンでクーポンが使われているため、身近に感じられる方も多いのではないでしょうか。

 

まとめ

今回は、「デモンストレーション」と「クーポニング」についてご説明いたしました。

 

今回も、ご覧いただき、ありがとうございました。

「販促手法」とその種類。そのうちの1種「サンプリング」について

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今回の前半では、「販促手法」と、その種類について説明いたします。

 

販促手法の説明をした後、種類を挙げていこうと思いますが、いろいろな種類があるため、今回の後半で1種類のみを説明し、それ以外のものに関しては種類名のみを記載し、
詳細はまた改めて説明したいと思います。

 

販促手法について

商品・サービスの販売を開始するときやすでに販売している商品の販売を増やそうとする際に、必ず必要になるのが「販促手法」です。

 

「販促手法」は、対象により特徴が変わり、対象が消費者・小売業者・卸売業者などによって変わってきます。

 

  • 「消費者プロモーション」・・・メーカーが消費者に働きかけるもの
  • 「トレードプロモーション」・・・メーカーから流通業者に対して行うもの
  • 「小売業者プロモーション」・・・小売業者が消費者を対象に実施するもの

 

販売促進は最終的に消費者への購入を促し、購入決定に繋げるものであるため、特に「消費者プロモーション」の種類が多くあります。

 

製品を販促媒体として利用するもの

  • 「サンプリング」
  • 「モニタリング」
  • 「デモンストレーション」 など

 

お得感で訴求するもの

  • 「クーポニング」
  • 「キャッシュバック」
  • 「バンドル」 など

 

景品や特典で興味を引かせるもの

  • 「プレミアム」 など

 

それぞれ特徴的な機能を持っています。

 

「消費者プロモーション」だけでなく、

  • 「トレードプロモーション」
  • 「小売業者プロモーション」

にもそれぞれ数種類の手法があります。

 

販促手法の主な種類

消費者プロモーション (メーカー → 消費者)

消費者プロモーションには、以下のようなものがあります。

  • サンプリング(この記事の後半で説明いたします)
  • モニタリング
  • デモンストレーション
  • クーポニング
  • キャッシュバック
  • バンドル
  • 増量パック
  • 消費者コンテスト
  • プレミアム
  • 会員組織
  • サービス制度

 

くわしく説明している記事のリンクを貼っておきます。

販促手法「デモンストレーション」と「クーポニング」について

販促手法「キャッシュバック」と「バンドル」について

販促手法「キャッシュバック」と「バンドル」について

販促手法「増量パック」「消費者コンテスト」について

 

また、上記のプレミアムに関しましては、さらに細かく分類できます。

  • 景品総付(オンパック、 インパック、オフパック)
  • クローズド懸賞
  • オープン懸賞
  • くじ
  • 自己精算プレミアム
  • トレーディングスタンプ/ポイントカード

 

トレードプロモーション (メーカー → 流通業者)

トレードプロモーションには、以下のようなものがあります。

  • ディーラーヘルプス
  • 値引き
  • アローワンス
  • 特別出荷
  • セット荷

 

小売業者プロモーション (小売業者 → 消費者)

小売業者プロモーションには、以下のようなものがあります。

 

  • 値引き
  • 特別陳列
  • デモンストレーション

 

以上のように、いろいろな手法があります。


いろいろな販促手法を使い、販売を促し、購入につなげていく必要があります。

そのためにも、それぞれの特徴をつかむ必要があります。

 

それぞれの詳細は、改めてご説明していきますが、そのうちのひとつ、「サンプリング」について、以下後半でご説明していきます。

 

販促手法のひとつ「サンプリング」について

ここからは、販促手法のひとつである、「サンプリング」について説明いたします。

サンプリングは、「消費者プロモーション」に分類されます。

 

サンプリングとは

サンプリングとは、見込みの客を対象に、商品の実物や少量の見本品、試供品を無料で配布して、購入前にその商品を実際に試してもらい、購入に結び付ける手法です。

 

購入の促進とあわせて、他社の競合商品からのブランドスイッチを促すときによく用いられます。

 

サンプリングは、実際に味わったり使ってみなければその価値が分からない商品に適しているとされています。

 

化粧ブラシ、アイシャドウ

 

広告でその特徴や機能をアピールしても、食品や化粧品などは使ってみなければその良さはわかりません。

 

商品ジャンルとして、お菓子、飲み物、加工食品など、嗜好性の高い食品や、日用品・化粧品など、機能に特性のある生活品などに効果的と言えます。

 

カップ、コーヒー、紙コップ

 

実施方法

以下のような実施方法が一般的です。

  1. 配布対象が多い場所での手渡し
  2. 家庭や職域への郵送(または宅配便)
  3. すでに販売されている自社商品への添付や封入

 

1の手渡しの場所としては、

売店の店頭や街頭、駅前、美容院、イベントコンサート会場周辺、学校、集合住宅

などが挙げられます。

 

また、一方的に配布するのではなく、より訴求する対象を絞り込むために、主婦を対象にしたチラシや、OLが購読するフリーペーパーに「サンプリング引き換え券」を刷り込んで配布場所に取りに来てもらったり、郵送してもらう方法などもよく行われています。

 

この場合、引き換え券に年齢や住所などの情報を記入してもらうことで、顧客データも収集できます。

サンプル配布の方法

サンプル配布の方法として、以下のようなものがあります。

戸別配布

家庭や職場に直接持参する。

  • 配布エリアを指定できる。
  • 顧客データベースを活用すれば、効率な配布が可能。効果も期待できる。

 

郵送配布

郵送、もしくは宅配便によって発送する。

  • 手間がかからず手軽な方法。
  • 送付対象を決めるリストの善し悪しによって成否が左右されやすい。

 

店内配布

売店内での手渡し。

  • ターゲットを絞り込みやすい。
  • 多くのターゲットを対象にした場合、適していない。

 

商品添付

サンプルのターゲットに対応した自社の他商品に添付・封入する。

  • ターゲットへの到達率はかなり高い。
  • 添付する商品が売れてから機能するため、時間差が出る。

 

応募者配布

マス媒体などを通じてサンプル希望者を募集する。

  • 顧客になり得るユーザーに配布できる。
  • 応募者のみに限定するため、絶対数は見込めない。

 

街頭配布

街頭での手渡し。

  • 幅広い消費者を対象とする場合は効果的。
  • ターゲット層を絞り込んで配布できる。

 

まとめ

今回の記事の前半では、販促手法の大枠をご説明いたしました。

いろいろな種類があるため、また改めて1つずつ説明していきます。

 

また、後半では、サンプリングについて説明いたしました。

商品やサービスの使用感の体験により、購買を促す手法で、
よく使われる、なじみのある手法かと思います。

 

今回もご覧いただき、ありがとうございました。

販売促進、セールスキャンペーン、統合プロモーションについて

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はじめに

僕は、「販売促進」という仕事を行っています。

え、「販売促進」ってなに?

という方も多いと思います。 この「販売促進」という言葉、あまりなじみが無いと思いますので、 今回の前半では、この「販売促進」について説明していきたいと思います。 また、後半では、販売促進における 「基礎的な部分ではあるが重要な考え方」について、お伝えしていきます。

販売促進とは

販売促進は、以下のように定義されています。

「特定の商品もしくはサービスに対して買いたいという気を起こさせ、さらにその気持ちを必要だという気持ちにまでさせることによって購買を決意させる努力をいう」 日本商業学会

もう少し分かりやすくいうと、販売促進とは、 「商品を買ってもらおう」、「サービスを利用してもらおう」と、 売り手が意図的に仕向けて、買い手の購買意欲をかきたて、利用を促して 購入につなげるための様々な手段のことを「販売促進」といいます。

他の呼び方としては、
「販促」や、「セールスプロモーション」、「SP」とも呼ばれます。

販売促進の方法として、身近なところの例でいくと、
●新聞の折込チラシ
●店頭や駅などに掲示するポスター
●スーパーなどの店頭でお買い得品を山積みにして販売する大量陳列
●ハガキやインターネットなどで応募すると景品が当たる懸賞
などがあります。

「販売促進」は、
狭義では、「広告・宣伝」、「パブリシティ」、「人的販売」とは
別で扱われますが、広義では、それらも販売促進と位置づけられます。

「販売促進」と「マーケティング」の関係

マーケティング」とは、
「モノやサービスを販売して、利益をあげるための仕組みづくり」の
ことと言われていますが、
そのマーケティング活動を構成する要素が4つあるといわれています。

マーケティング活動を構成する4要素

このマーケティング活動を構成する4つの要素は、
①製品(Product) ②価格(Price) ③流通(Place) ④販売促進(Promotion)
とされており、この4つの要素をうまく融合させることで、
マーケティングを成功に導くといわれています。
この考え方は、それぞれの英単語の頭文字をとって、「4P理論」と言われています。

つまり、マーケティング活動を構成する4つのうちの1つが「販売促進」
ということです。

マーケティング活動を成功に導くための4つの要素をうまく融合させる、
ということを具体的に説明すると・・・
①市場のニーズを的確にとらえて「製品」を開発し、
②それを想定ターゲットに受け入れられる「価格」設定を行い、
③ターゲットが効率的に購買する「流通」チャネルを選び、
④想定ターゲットに向けて「販売促進」を行う。
ということになります。

「販売促進」と「広告」の関係

「広告」は、不特定多数の方に、広く情報を発信し、商品やサービス、
企業の存在や特徴などを伝えることを主な目的としています。

それに対し、狭義の「販売促進」では、店頭などで直接消費者に
働きかけて購買に結び付けることが主な役割となります。

また、「広告」によって引きつけた消費者の購入意向に対して、
購入する現場でさらに強くアピールすることで購入を促進する機能もあるため、
「広告を補完する手段」としても位置づけされています。

このことを具体的に説明すると・・・
広告主は、まず売りたい商品やサービスについて、「広告」によって
消費者の注意を引きます。消費者はその広告に対して
漠然とした興味を抱き、記憶にとどまることとなりました。
まだ、その広告で紹介されたものを買うかどうか決めていません。
とりあえず店頭などで実際のモノを確かめてみようと考えます。
その後、店頭にやってきた消費者は、まだ購入に迷いを持っていました。
そういったときに、プレミアムグッズのプレゼントなどを行い、
最終的な決断を促すことになります。

※ただし、広義では、「広告」も消費者や流通業者に購買意欲の向上を
促すことになるため、「販売促進」の一つとして位置づけられます。

販売促進における「重要な考え方」

販売促進における、「基礎的な部分ではあるが重要な考え方」について、
「セールスキャンペーン」と「統合プロモーション」という考え方があります。

その2つの考え方について説明いたします。

 

セールスキャンペーン

 

セールスキャンペーンとは、

新しい製品や新しいサービスを発売するときや、

すでに販売している商品を活性化したいときなどに、

期間を限定して、集中的に販売活動を行うことをいいます。

 

セールスキャンペーンは、

「プル戦略」と「プッシュ戦略」の考えをもとに

実施することが重要といわれています。

 

プル (PULL)・・・
販売ターゲットを店頭などに呼び込む。引っ張ってくるイメージ。

プッシュ (PUSH)・・・
そこで購入を決定させる。押すイメージ。

 

プル戦略、プッシュ戦略の考えをもとに、

「広告」、「パプリシティ」、「人的販売」、「販売促進」を

上手にミックスさせることで効果が高まります。

 

「広告」「パブリシティ」

広告やパブリシティによって、

販売ターゲットに向けて、商品の告知を行う。

 

「人的販売」

営業担当が流通に対して商品の説明を行う。

取り扱い意欲の高まる販売条件を提示する。

 

「販売促進」

街頭や店頭にて、商品に関するイベントを実施したり、

商品名の認知を高めるための懸賞クイズなどを一定の期間に限定し実施する。

 

このように、

「広告」、「パプリシティ」、「人的販売」、「販売促進」を

効果的に組みわせることをプロモーションミックスといい、

ミックスすることで相乗効果が高まり、販売を拡大することができます。

統合プロモーション

 

最近では、消費者の購入の動機が、

広告などによって伝えられた情報によって購入意欲を

刺激され、店頭で購入を決める、という流れではなく、

「ただ何となく」や「好きなブランドなので」などの

あいまいな判断で行われることが増えました。

 

こうした背景には、「消費者の生活様式の変化」と

「流通業態の変化」の2点が考えられます。

 

広告だけに頼らない、

感性で商品を選ぶ消費者が増えたことや、

ターゲット別に専門化された小売り業態が生まれたことにより、

メーカーの販売促進の施策の働かない部分で

購入の決定を行うことが増えてきています。

 

そういった背景から、

「広告宣伝」、「パプリシティ」、「人的販売」、「販売促進」を

組み合わせる「プロモーションミックス」をさらに

発展させなければ、消費者へのアプローチが

難しくなってきています。

 

そこで登場したのが「統合プロモーション」という考え方です。

 

統合プロモーションとは、

広告などのマス媒体で、商品の認知とともに

商品そのものやプランド、企業に好意を感じてもらい、

店頭でも消費者を刺激する施策をよりミックスさせる方法です。

 

マス広告を実施する目的も、

単に売場へ誘引することではなく、

日頃から企業やプランドに対して好意的に

受け止めてもらう施策が求められます。

 

同時に、店舗においても、消費者と小売店

とって最も利益となる施策を選択し、

ミックスさせる展開が必要となります。

 

 

以上のまとめ

前半では、「販売促進」とは何か、ということを説明させていただきました。
ほんの触りではありますが、少しでも、僕がやっている仕事に対して
興味を持っていただけますと幸いでございます。

また後半では、「セールスプロモーション」、

「統合プロモーション」について説明いたしました。

 

今後の記事でも、販売促進についてや、どういった施策があるかなど、
話を広げて説明していければ、と考えています。

それでは、今回もご覧いただき、ありがとうございました。